これまでたくさんの方の起業を支援してきましたが、「この事業や製品は絶対大丈夫!」と自己暗示(=勘違い)するような方がうまくスタートを切られています。
「競合店のやり方では顧客に響かない、うちは○○が優れているのですぐに売上を上げることができます。」とバラ色の事業計画を語る方は、すんなりと踏み出されています。
ただし、このバラ色の事業計画は9割(私も含みます。)近く、1年後にはうまくいっていません。ここで踏みとどまる方の共通点は”人間力”にあるような気がします。
他の人から「この人を助けてあげよう」と思ってもらえるような方は、友人、家族、取引先、銀行、従業員何かしらのサポートを得て、厳しい時期を乗り越えて、その後の成長につなげていっています。
当事務所の顧問先で、起業後3年後くらいに、「去年のあの頃はやばかった」と語る方もいらっしゃいますが、やはり、人間的に魅力のある方は乗り切っていい顔をされているように思います。
”勘違い力”のち”人間力” これから起業される方の参考になれば幸いです。
松山会社設立パートナー 代表 森 貴弘